今回のテーマは『家系図作成』を紹介していただいています。

お客様の相続手続きをお手伝いさせていただいた中で、遺言書などの生前対策があれば相続人の方々に苦労をかけなかったのにと思われることが多々ありました。

しかしながら私自身もそうですが、子の立場から親に遺言書を書いてほしいとか、認知症に備えて家族信託を進めさせてほしいなどと言い出すのは難しいです。

原因の一つは親子のコミュニケーションが少ないこともあると思っています。

昭和世代の特に男性は父と子の会話を多くしてきませんでした。

もっと親子の会話をしてほしいという想いで『家系図作成』を弊所のサービスに加えました。

私自身、父の日に家系図をプレゼントしたのですが、父からご先祖様の職業や疎遠になっている親族の話を聞くことができ、親子の関係がぐっと近づいた気がしました。なかなか旅行や外出が難しい今、ご先祖様を想う内なる旅に皆さんも出かけていただければと思います。