僕には3つ上の兄がいます。
子供の頃、兄は僕より足が速いし、力が強くて、頭がいい。
カウンタックとかフェラーリなどのスーパーカーの名前とか、最新の情報は兄から教わりました。
兄は僕にとってのスターでした。
いつの頃から体格は同じぐらいになって、運動能力はたぶん僕が上回ってたと思います。
50才を過ぎた今、社会的信用力はたぶん僕が上回ってるんじゃないかと思います。
ウチの兄は違いますが、世の中の長男で60才すぎても弟、妹はいまだに『自分の言うことを聞く(従う)』と思ってらっしゃる方がいます。
こういう方は相続(遺産分割協議)のときは気をつけてください。
弟、妹は世間的に立派な大人です。
兄より能力、収入、社会的地位を上回っている場合もあります。
兄貴風はもう効きません。
母や母の面倒を見ている自分が多く相続すべきと思っていても、弟、妹には
『お父さんの遺産どうしたい?』
とまずは意見を聞いてください。
間違っても
『お母さんに全部あげてもいいよな』
と決定ベースで話を進めないでください。
最初のひと言が争う火種になる場合があります。